
リスティング広告とは
リスティング広告について説明します。
リスティング広告とは
ある女性が、「結婚」というキーワードをGoogleで検索していました。
彼女が知りたかったのは、「結婚式 場」でしょうか?
「ウェディングドレス」や「プロポーズの言葉」なんてことも考えられますよね。
そんな色々なニーズに直訴できる広告が、「リスティング広告」なのです。
「結婚」と検索する人には、「結婚」関連の広告を表示させて、「結婚式場 東京」と検索した人には、「東京にある結婚式場」の広告を表示します。
このように、ニーズが反映された検索キーワードと連動した広告を表示させれば、ユーザーに大きな嫌悪感を与えること なく、広告に対する資料請求や問い合わせなどに導くことが期待できます。
改めまして、リスティング広告についてご説明します。
「リスティング広告」とは、「Yahoo!やGoogleでキ ーワードを検索して表示されたページに、検索キーワードに連動する広告を掲載するサービス」で、「検索連動型広告」とも呼ばれています。
この広告は、Googleなどの検索結果ページ上段(プレミアムポジション)や右側に表示されます(画像1)。
それだけなく連動してサイトやブログ内にも広告が表示されるので集客力はさらに高くなります。
リスティング広告にアクセスするユーザーは多くの場合、目に付きやすい広告にアクセスするだけ、商品やサービスに対する 購買意欲が高いと言えます。
リスティング広告を利用することは効率的にユーザーを集めることになります。
画像1) プレミアムポジション
リスティング広告では、まず、自分の商品やサービスの強みとなるキーワードを選び、入札価格を決めて、そのキーワードを入札する作業が必要となります。
広告を掲載するだけなら無料ですが、広告費はユーザーのク リック回数×クリック単価(CPC)]の計算から割り出されます。
広告費の管理については、1日の予算や1か月の予算を設定し直したり、特定のキーワードに対して広告の非表示ができる「除外キーワード」を設定したりするのもいいかもしれません。
リスティング広告の種類
リスティング広告は表示される場所によって集客力に差が出てきます。
それが検索結果とコンテンツマッチにおけるリスティング広告の違いです。
コンテンツマッチとは、キーワードに関連するページを意味します。
入札したキーワードに関連するページにもリスティング広告が表示されるようになるということです。
ブログやホーム ページ、ニュースサイトに表示されるのがこのタイプです。
表示される場所は多く、宣伝としては有効です。
しかしユーザーはこれらの広告をクリックはしても、あまり商品を購入しません。
というのも自分でわざわざ検索したりして求めていた情報ではないからです。
確実にユーザーに顧客になってもらいたい方は検索結果に広告を表示させることがおすすめです。
簡単にまとめるとコンテンツマッチ広告は集客力が高いが効果は薄く、費用は割安です。
検索結果に表示されるものは集客出来るのはキーワードが検索された回数に限りますが、効果が高 く、その分費用もかかります。
リスティング広告は費用はかかりますが、検索結果の上位に表示されるとそれだけで維持費を上回る利益があるのも事実です。
ビックとスモール、あなたならどっちを選ぶ?
ユーザーにそっぽを向かれないためにも、検索連動型のリスティング広告では、ニーズを捉えたキーワード 選定」がとても大切です。
キーワードには、「ビックキーワード」と「スモールキーワード」があります。
一般的に私たちの認知度が高い「ビックキーワード」は、検索されやすく、広告の表示回数が多くなるため、ユーザ ーのニーズにマッチしていれば広告がクリックされる確率は高くなる傾向にありますが、その分競合は多いです。
一方、マイナーであったり、複合のキーワードを組み合わせたりした「スモールキーワード」は、ユーザー のニーズとターゲットをより絞ることになるので、比較的競合が少ない傾向にあります。
どちらを選ぶかは、あ なた次第です。(関暁夫の都市伝説風)
リスティング広告におけるYahoo!とGoogleの違いって?
リスティング広告の掲載媒体は、おもに「Yahoo!JAPAN プロモーション広告」と「GoogleAdwords(グー グルアドワーズ)」です。
基本的に「タイトル(広告見出し)」「説明文」「表示URL」からなる文章の「テキ スト広告」が表示されます。
PCやスマートフォン、タブレットなどの様々なデバイス、特定の地域や時間帯に絞 って広告を配信することも可能です。
<Yahoo! JAPANプロモーション広告>
1. 「Yahoo!スポンサードサーチ」 Yahoo!の検索結果ページや連携するポータルサイト (bing、Ameba、OK Waveなど)に、検索キーワードと関連する「テキスト広告」を表示する検索連動型。
2. 「Yahoo!ディスプレイアドネットワーク (YDN)」
Yahoo!ニュースやヤフオク!、連携するポータルサイト(AllAbout、R25.jp、COOKPADなど)のコンテンツページに「テキスト広告」や画像を使った「イメージ広告(ディスプレイ広告)」を表示するコンテンツ連動型。
また、リターゲティング(自社サイトを訪れた履歴のあるユーザーに広告を表示するなど)も可能。
<GoogleAdwords(グーグルアドワーズ) >
1. 「検索ネットワーク」
Googleや検索パートナーサイト (BIGLOBE など)の検索結果ページや関連サイト(Google画像検索、 Googleマップなど)に「テキスト広告」を表示する検索連動型。
2. 「Googleディスプレイネットワーク(GDN)」
Googleが広告を自動配信してサイト運営側に広告収入を払う「Google adsense」を導入した個人HPやブログ に表示する「テキスト広告」、Google のパートナーサイト (goo.livedoor、楽天、Mapoinなど)や YouTube、Gmailなどに画像を使った「イメージ広告(ディスプレイ広告)」、YouTube専用の「動画広告」、 flash(アニメーション)・音声・動画を使った「リッチメディア広告」を表示するコンテンツ連動型。
リスティング広告の注意点
リスティング広告のデメリットは、入札するキーワードに制限があるというものです。
企業は自由にキーワード を登録できる一方でアフィリエイトは商品名・社名に入札できないという条件があります。
入札の条件はリステ ィング広告を提供しているサービス位によって違います。
条件に違反すると規約違反となり入札が取り消されて しまうのであらかじめ条件をクリアしているか調べておきましょう。
お悩み解決!キーワード選定に便利なツールをご紹介
「リスティング広告を始めたい、でも、どんなキーワードを選べばいいの?」とても悩みますよね。
そんな時に役立つツールをいくつかご紹介します!
1. キーワードプランナー
2. Ferret PLUS
3. Googleトレンド
4. LSI調査
5. キーワードウォッチャー