
FAAVO(ファーボ)で地域の「らしさ」を発信する!地域×クラウドファンディング【FRJ2017レポート】
2017年3月18日・19日に開かれたFRJ2017。
NPO Marketing Laboでは、協賛企業としてブース出展していた方にお話を伺ってきました。
地域×クラウドファンディングを切り口にしたFAAVO(ファーボ)さん。
FAAVOの出展ブースにいらっしゃった遠藤さん、八木さんに伺ったお話をレポートします。
FAAVO(ファーボ)とは
地域・地方に特化したクラウドファンディングのプラットホームです。
- イベントで地域を盛り上げたい
- 親子の交流の場をつくるためにカフェを開きたい
- 学校へ本を寄贈したい
など様々なプロジェクトが集まっています。
私の地元のプロジェクトもあり嬉しくなりました!
FAAVOにとっての社会課題とは?
『都市部に住む地方出身者が地元への恩返しができていないこと』とのことです。
たしかに、自分の地元のために何かをしたい、地元の役に立ちたい、という地方出身者の方にお会いするケースは多いのに、ほとんどの方は具体的に何をすれば良いのかわからなかったり、何かしたいという思いはあっても行動に移せていなかったりするように感じます。
ふるさと納税の返礼品競争の問題などもあり、地元への貢献・恩返しの方法が見直されているという印象も受けますね。
その課題に対してFAAVOはどのような価値を提供しているの?
一言で言うと、『人とお金を動かす仕組み』を提供しています。
地域の方の声を発信している、という点が、地域・地方に特化したクラウドファンディング、FAAVOの特徴ですね。
具体的にどのような仕組みで行っているの?
地域の課題解決のためのプロジェクトをFAAVOに掲載し、支援を募ります。
各都道府県別に現地のエリアオーナーを置いているのがFAAVOの大きな特徴です。
それぞれの地域の声を吸い上げて、本当に必要なプロジェクトを考案できる仕組みですね。
これまでの実績
冒頭でお話したようにプロジェクトの内容や規模は様々で、成功例を選ぶのは難しいのですが、注目された例を挙げると、
鹿児島県のプロジェクト:
『えんとつ町のプペル』を鹿児島全土の学校に寄贈し、いじめをなくしたい
いじめをなくすために、キングコング西野さん著『えんとつ町のプペル』を鹿児島県内の小中高に寄付したいというもので、達成率117%で終了しています。
プロジェクトをFAAVOに掲載するには
プロジェクト考案後、
- 掲載内容
- 目標金額(最低10,000円から上限なし)
- 募集期間(1~80日間)
を決め、サイト内の「プロジェクトをつくる」ボタンから掲載内容を入力し、支援を募る、という流れです。
FAAVOを使って社会課題の解決へ!
FAAVOさんのお話を伺うまでは、『地方のためのプロジェクト』と聞くと特産品やお祭りの認知というイメージが強かったのですが、子育てやいじめなどの社会課題に取り組むプロジェクトもあることが印象的でした。
各地域にエリアオーナーがいてサポートしてくれるというのはとても心強く、支援の募集が初めての方でもやってみようと思えますね!
各地域のイベントを見ているとわくわくします。
お忙しい中お話聞かせてくださったFAAVOの遠藤さん、八木さん、貴重なお時間本当にありがとうございました!